韓国の国旗、太極旗 ( テグッキ ) は 1883 年、朝鮮の国旗として 採択され , 1948 年から大韓民国の国旗となった。
国旗制定の論議が始めて論じられたのは 1876 年 1月である。 “雲揚号事件”がきっかけで、韓国と日本の間に江華島条約締結が論議される中、日本側 「雲揚号には厳然に日本の国旗が掲揚されていたにも関わらず、 なぜ砲撃をしたのか?」の問いにその当時の朝廷の人士たちは国旗にどんな意味や内容が込められているのかさえ知らなかった。 これが契機になり国旗制定の必要性が活発的に論議されはじめ、1882 年 8 月 9 日、特命全権大使兼 修信使であった朴泳孝(パク・ヨンヒョ)などの一行が日本に向かう船の中で、 構想や論議され、ある程度出来上がっていた図案に修正を施し、 太極四卦の図案が描かれた国旗を掲揚することを日本の船舶「明治丸」で決め、8 月 14 日、神戸港に到着 。「西村屋」に宿泊した際、この建物の屋上に太極旗を掲揚した。
このように作られた太極旗はその後、広く普及されたが、 図表の統一性がなく、四卦と太極兩儀の位置を混同し使用された。
1948 年、政府樹立を契機に企画統一され「大韓民国の国旗に関する規定」 に依據、施行されている。
●太極旗 は白地に太極模様と乾坤坎離(コンゴンカムリ)の4卦で構成されている。
太極旗の白地:明るさと純粋 、そして平和を愛する民族性を表している。
太極模様:赤は「陽」、青は「陰」を表す。これは東洋哲学が提示した陰陽の調和を象徴し、宇宙万物の相好作用により生成、発展する自然の真理を形象化したものである 。
四卦( サゲ) :それぞれ「 -( 陽爻:ヤンヒョ)」と「 - -(陰爻(ウムヒョ)」で構成され、陽と陰が相好作用によって変化し発展する姿を表している。
乾 ( コン ) : 宇宙万物の中で空
坤 ( ゴン ) : 地
天 ( 乾 ) と地 ( 坤 ) の如く、永遠性のある無窮の精神。
坎 ( カム ) :月と水
離 ( リ ):日と火
月( 坎 ) と日 ( 離 ) の如く、光あふれる光明の精神 。
太極模様:赤は「陽」、青は「陰」を表す。これは東洋哲学が提示した陰陽の調和を象徴し、宇宙万物の相好作用により生成、発展する自然の真理を形象化したものである
太極旗の白地:明るさと純粋 、そして平和を愛する民族性を表している
乾 ( コン ) : 宇宙万物の中で空
離 ( リ ):日と火
坎 ( カム ) :月と水
坤 ( ゴン ) : 地